医薬業界営業マン、おたまさんの日記

「健康に関してプロで在りたい」

第一子 ~つわりの話~

妊娠中に栄養の補助(調整)をすることで起きた変化について、まとめていきます。栄養を調整していくことによって起きる変化は、体質の改善 によるものです。紹介するのは、あくまでたま家で起きた事例となりますのでご承知おきください。

前回の記事はこちら www.otama3.info

妊娠中の栄養補助

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漢方薬を軸として、長年子宝相談をされている薬剤師の方から勧められたのは、実は漢方薬ではなく以下の2つでした。

  • スクアレン含有サプリメント
  • 牡蠣由来のミネラル含有健康食品

漢方薬ではないんだなぁ、と思ったものの、両方とも非常に良いものであることが分かりました。材料が動物由来かつ、老舗のメーカーの製品でした。

サプリメントや健康食品の業界では、あまり表に出していかない話があります。それは、動物由来の材料を使った製品の方が、吸収率が良い ということです。

漢方薬もそうなのですが、すぐ効く類の物には必ずと言っていいほど動物由来の成分が使われています。語弊がないように言うと植物由来の物が悪い、ということではありません。データはあるのか!?と言われると、出てはいません。しかし、業界の中で淘汰されてきた製品からは、その事実が確認できるのです。

スクアレン

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選ばれたスクアレンとミネラルの製品は、それぞれ体質改善のために用いられました。

スクアレンという名称は、聞いたことがないかもしれません。一言でいうとサメの肝油です。勧められた製品は、深海サメの肝油に含まれている油を生成したもので、サプリメントに分類されました。

実のところスクアレンは特別な成分ではなく、主に私たちの皮脂に含まれています。スクアレンの含有されている肝油は、肝油ドロップという名称での流通が一般的かもしれません。こちらはビタミンAを含んでいたり、お母さんと子どもをメインターゲットにしています。

この製品を作っているメーカー営業の方から直接このような話を聞きました。「スクアレンを含む肝油、その肝油をとる深海サメにとって スクアレンは酸素を運ぶ重要な要素 なんです」

つまり、体の中で酸素を円滑に運ぶためにこの栄養素が必要というのです。皮脂ではないんだと疑問に思い、調べてみました。しかし、人における血中酸素濃度の変化データが載っている論文はネット上では残念ながら見つけることができませんでした。メーカーが独自に動物試験でとったデータだったのかもしれません。

しかし、妊婦は赤ちゃんの分も酸素を取り込まなければいけない、という考え方には納得できました。

ミネラル

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マルチミネラルという名称は、ネイチャーメイドなど大手の製品をTV CMなどで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ただ、今回紹介いただいたのはドラッグストアには置いていない、少し特殊な製品でした。また、マルチミネラルなのですが、その原料は海産物の牡蠣です。

ミネラルは私たちの身体の総重量当たり、3~5%を占めていると言われる栄養素です。カルシウムやカリウム、鉄などは有名どころですが、ほかにも必須ミネラル・微量元素と呼ばれるものは十数種類あります。

このメーカーの製品は、健康食品にもかかわらず多世代試験という、 長期間の安全性を担保するための試験 を行っていました。健康被害が起きやすい健康食品の業界では非常に珍しく、安心につながりました。

サプリメントや健康食品という名称から、健康に通じるイメージを構成しやすくなるものです。イメージだけに流されず、安全性や成分など、内容の伴ったものを選ぶことはとても重要になります。

妻の体調変化

このサプリメント、健康食品を使用して数日後には、妻のつわりがとても楽に なりました。(本人談)

念のため、夫の目線からも思ったことを記載してみます。つわり以前の妻は、普段食事を残すことはありませんでした。つわりに入ったころに、初めてご飯を残しました。匂いつわりだったのか、匂いが本人に合わない食べ物は残していました。また、職場でもおかずを残したという本人がらの報告を受けていました。

しかし、それがいつの間にか改善されており、何事もなかったかのようにいつも通りの食事に戻っていたのです。

つわりの原因はさまざまなので、一概には言えませんが、妻の栄養状態にとてもマッチした方法であったと感じました。

有用なものが流行らない

ここで述べたことは、あくまでたま家であった話です。

健康食品、サプリメントは、医薬品のように効能・効果を記載できません。 「本人の体調がとても良かった!」などのレスポンスはともかく、法律がガッチガチに絡んでいるため、表現すること自体がかなり難しいのです。

この記事内では、実際に使った製品名の紹介は念のため控えています。もし知りたい、という方がいた場合は個別でお伝えしますのでご連絡ください。

第一子の話 〜妊娠してから初期〜

妻が第一子を妊娠した当時の記事の続きです。

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妊娠と同時に病気の存在を知ることになると、喜んでいいのか不安になればいいのか正直わからなくなりました。しかし、自身が妊娠しているわけではないからなのでしょうか、妊娠当時は喜びの気持ちの方が勝っていました。

妊娠と病気

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妊娠と同時に子宮内膜症の存在が分かったことで、我が家の生活は妻(お腹の子ども)を中心とした生活に舵を切っていくことになりました。

医者の話によると、妊娠したことでチョコレート嚢胞は大きくならないでしょうとのことでした。これは前回少し書きましたが、妊娠中は生理周期がなくなることで、子宮内膜の定期的な増殖がなくなります。それにより、チョコレート嚢胞に蓄積する内膜がなくなるため、大きくなりにくくなるとのことでした。また、同時に見つかった子宮筋腫は1ヵ所のみで、そこまで大きくなかったことは不幸中の幸いでした。

問題のチョコレート嚢胞はとても大きく、子どもか母体どちらをとるか選択に迫られる状況となった場合、悩むことになります。生理周期がなく、嚢胞が大きくならない状態であるならば、生活習慣の改善をして何とか小さくする方向 にいかないだろうか、と模索を始めました。

仕事現場で得た知恵

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医薬業界で仕事をしているため、女性の病気や不妊症に関する情報に触れる機会は多くありました。その際、妻と同じ世代で 不妊を訴えられる女性に共通すること がありました。それは冷えです。

よくよく考えてみると、妻はよく足が冷えると言っていたことを思い出しました。冷えがあるということで、平常時の体温を聞いてみると健常者そのものでした。では血が足りないのか、と思い血液検査で貧血に引っかかったことがあるかを聞いてみると、一度もなかったそうです。

貧血ではなく、体温も正常、ということは末端の冷えである冷え性を持っていることが分かりました。

できることは何でも

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生活習慣で変えられることは何でもしよう、という思いからまずは毎日の習慣であるお風呂に変化を起こしました。今まではシャワーを使うことが多かった我が家でしたが、これ以降完全湯舟生活に移行することとなりました。

血液の循環 を良くするには運動が手っ取り早い手段ですが、仕事を終えて疲れて帰ってくる妻に「今からウォーキングをしよう」とはとても言えなかったからです。

また、食生活の改善 を図りました。スーパーの総菜生活から脱却し、なるべく料理をするように心掛け始め、栄養バランスを整えるように心掛けました。

奥さんに嫌がられようが、良いといわれていることよりも、良いとわかっていることを優先して取り組みました。

子宝相談を受ける薬剤師

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自分たちでできることだけでは限界があるため、専門家に相談 をすることにしました。働いている医薬業界の中で、子宝相談(不妊相談)を受け付けている相談薬局がありました。

その相談薬局で相談を受け付けていた薬剤師の方に、妻の状態を伝えて相談させていただくことにしました。これまで30年ほど、20代~40代後半と幅広い世代の不妊相談を受けてこられた方だからでしょうか、食生活や生活環について占い師のごとく言い当てられました。

「体質を改善させないとだめだね。でも、絶対良くなるよ!」という言葉に、ああ、この方とつながることができて本当に良かったと思いました。良くなるんだ、と思えたことでどれだけ心が楽になったのかは言うまでもありません。

病気になるには原因がある

原因という言葉があるように、物事には起きる理由が存在します。妻の子宮筋腫、チョコレート嚢胞にももちろん理由がありました。それは東洋医学でいうところの瘀血(おけつ)という概念 です。瘀(お)には停滞という意味があります。つまり、瘀血には血が滞っているという意味が含まれています。

この血の滞りが、チョコレート嚢胞や子宮筋腫という形として現れているということでした。

原因を解決していくために

この血の滞りを解決するために、サプリメントでの栄養補助をすることになりました。薬剤師の方であるから、何かしらの薬(医薬品)を勧められるのかと思いきや、そうではありませんでした。

妊娠する前であれば、瘀血を改善する漢方薬を処方したかったそうですが、胎児がいる状態では使えないとのことでした。

そのため、スクアレンが含まれているサプリメントを使用して、体の中に酸素を循環させて改善の手助けをする方法をとることにしました。

願いと食べ物

健康食品、サプリメントとは、形状や成分濃縮などの条件を除いてしまえば、結局のところ食べ物です。

その食べ物がどのように体に変化を及ぼしていくものか、実際に試す側に立つことは、まさに祈る気持ちで待ち望むようでした。

次の記事では、サプリメントを取り入れていく中で起きた変化を書いていきます。

第一子の話 〜妊娠がわかった時〜

たま家には、現在子どもが1人います。

健康に育ってくれているわが子を見ると、妻が妊娠を教えてくれた日 を昨日のことのように思い出します。第一子が生まれてくるまで、実は大変な道のりがありました。

人の記憶は薄れゆくものであるため、その過程を忘れないように、いつか伝えられるように文字に残そうと思います。

妊娠が分かった日

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ある日、妻が「生理が来ていない」と私に言ってきました。私は、その言葉を理解するまでに少し時間がかかりました。その日、妊娠検査薬を使ったところ、陽性と判定が出ました。

子どもはいずれできるものと考えていたのんきな私は(おそらく今もそう)、ただただ喜んでいました。しかし、よく考えてみると結婚してから2年が経過しており、自然妊娠としては遅い方 でした。

喜んでいるだけの脳天気な私の代わりに、妻は夜な夜な地元で里帰りをすべきかどうかなど様々考えていたそうです。その数日後、妻は産婦人科を受診しました。

奇跡と言われた妊娠

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最初の受診の際、私は仕事を休めず妻と一緒に行くことができませんでした。検診に行った妻から超音波検査による撮影結果を送ってもらい、私は仕事を終えてすぐに家に帰りました。

と、ここまではとても順調な話だったのですが、実はこの妊娠により妻の身体の状態があまり良くないことも判明しました。子宮筋腫とチョコレート嚢胞という病気の存在 です。

これらの病気は子宮内膜症と呼ばれていて、女性の生理によって起きる子宮内膜の増殖が、子宮以外で起きます。特に20~30代の女性に発症が多いとされており、不妊の原因となります。妻の場合は、子宮と卵巣にこの子宮内膜症が起こっていました。

妻は担当してくれた医者から「この状態で妊娠すること自体、奇跡です!」と言われたそうです。妊娠しづらい状況の中での妊娠に加えて、これらの病気を教えてくれたことも奇跡と言うほかありません。

筋腫や腫瘍は、痛みや経血の異常などの自覚症状が現れないと、なかなか認識できません。わが子は妊娠によって、妻の身体の状態も教えてくれたのです。

直径約9cm

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担当した医者は嚢胞の状況について「嚢胞は大きいですが、(妊娠しているため緊急の)手術は現状行いません。また、大きいため出産の時、破裂する可能性もあります」と伝えていました。

破裂の可能性?時限爆弾かよと言いたくなるアホな私でした。胎内の子どもの成長と共に、腫瘍が圧迫されていくためでした。

妊娠中はとりあえず経過観察をしていく、というのが医者のスタンスでした。妊娠自体はとても喜ばしいことなのに、なぜか危うさを感じました。しかし、幸いなことに妊娠中は生理が起きず、ホルモン分泌の波が毎月起こりません。そのため、腫瘍は大きくなりにくい ということもこの時初めて知りました。

直径約9cmもある腫瘍が本当に妻のお腹にあるの?と私は信じられませんでした。しかし、妻は生理痛の痛みが左右(排卵のタイミング)で違っていたことから、その原因に納得しているようでした。

経過観察や卵巣チョコレート嚢胞への対応は、日本産婦人科医会HPでも同じ方針が述べられていました。偶然かもしれませんが、HPでの紹介事例はたま家での事例と酷似していました。

できることは?

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ただでさえ、妊娠出産は女性に命の危機が伴います。せっかく子どもが生まれてくる時に、このままでは更に危険が伴うかもしれない、と私はやっと焦り始めました。

「せっかく医薬業界にいるのだから、何かできることはないのか?」と思った時に、取引先に子宝相談(不妊相談)をメインに受けている薬剤師の方がいることを思い出しました。この方への相談をきっかけに、妻の病気はのちに完全解決することになります。

身体の状態を知ること

若いから妊娠しやすい、いずれ妊娠するというのは、実は楽観的思考なのかもしれません。というのも、WHOでは不妊の定義について「不妊症は、12カ月以上に亘って定期的な避妊法を行わずに性交しても妊娠に至らないと定義される男性または女性の生殖器系の疾患です。」と定義しています。 詳細は公益社団法人 日本WHO協会HPに掲載されています。

この定義からすると、当時の私たち夫婦も不妊に該当していたのかもしれません。決して病院に行ってくださいと言いたいわけではありませんが、身体の状態を専門家に診てもらうことが 問題解決のきっかけ になるかもしれません。

次の記事では妊娠中の話になります。

家庭菜園と子どもの成長

2年前から、たま家ではベランダのスペースを活用した家庭菜園をはじめました。「家庭菜園」と検索すると、自宅や市民農園で野菜や果物などの栽培を行う趣味の1つ、と述べられています。

たま家にとって「家庭菜園」とは、自分が食べるものを(少量ですが)自分で作り、学ぶ行為 です。家庭菜園を始めてまだ2年目ですが、気付きや備忘録をまとめてみました。

家庭菜園のきっかけ

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2020年の5月末ごろ、ベランダで強い日差しに眩しそうにしている我が子を見たのが、我が家での家庭菜園のきっかけです。

そうだ、日よけに緑のカーテン(植物による日よけ)を作ってあげようと思いつきました。また、少し横着ですが、植物を育てるということも学んでもらえるかもしれない、と思ったのです。

家庭菜園1年目の結論を言ってしまうと、作付けをエアコンの室外機正面にしたため大失敗となりました。当時、ゴーヤを植えたのですが、強風にさらされ続けたためか、茎はとても細く育ちました。見た目は弱々しいまま、成長しても実をつけることはほとんどありませんでした。

子育てと食べ物

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家庭菜園から少し離れますが、「食べ物について」の話をちょっとだけさせてください。

たま家の愛すべき小さな怪獣(我が子)は、ミニトマトが大好きです。スーパーで見つけると、家の冷蔵庫に入っているであろうミニトマトのことを忘れて買わせようとしてくるほどです。

我が子に限らずかもしれませんが、現代の子どもたちの多くは、野菜が栽培される場所を見る機会が極端に減っています。つまり、収穫物としての野菜は知っていても、その野菜の育つ過程は知らないという事態が起きているのです。

私の働く医薬業界の現場では、食事に対する意識付けが重要視されています。食事を意識することで、使っている食材や含まれる栄養素を知ることにつながるからです。特に、その意識付けの対象は若年層であり、問題解決には食育が不可欠であるとの認識です。

我が子も類にもれず、休みの日には「スーパーにごはん、買いに行こう!」と、食品が売っている場所を教えてくれます。家庭菜園は子どもにとって、食べ物について良い学びの機会 となりました。

食育と子どもの成長

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毎朝の水やりから、我が家の朝はスタートします。そして、その仕事は子どもが担当です。「今日はお水をあげなくていいの?」と、雨の日だろうが関係なく、もはやルーティーンです。

生きている植物の観察は、毎日小さな変化に気付かせてくれます。ツルが伸び、花が咲き、野菜が実っていくさまを、日々子どもに教えてくれました。

かなり端折りますが、初めて収穫したミニトマトを大事そうに抱えるわが子の笑顔が忘れられません。収穫後、すぐに食べていました。

スーパーのミニトマトを指差し「おうちにもあるね!」と言う様になった我が子を見て、実際に育てることの大切さ を感じました。日ごろ何気なく購入して食べているものが、一体どのように育っているのかを学ぶきっかけにきっかけとなりました。

さいごに

当初の目的の緑のカーテンは、あまりの不育により収穫0と惨敗でした。しかし、家庭菜園が子どもに食育を伝えるとてもいい方法だということがわかったので、それこそ最大の収穫でした。

また、家庭菜園はあることにも気付かせてくれました。それは実際に育ててみるとわかるのですが、けっして整った野菜ばかりが実るわけではないという事実です。日当たりや風当たり、栄養状態によって形や大きさは異なってきます。

スーパーで売っているような規格の整ったものばかりを見て、不自然に思えてきたのです。また、栽培している野菜の苗に書かれていた予防接種の文言も気になりだしました。

今後も家庭菜園を続けて、「何を育てているんだろう」「何を購入しているのだろう」を注意して観察していきたいと思います。

うつは本当に薬で治らないのか?

私は内科医の内海聡医師(以下内海医師)の書く本が好きです。本文の書き方は…過激という表現が適切でしょうか…?気を悪くする方がいるかもしれません。

しかし、内容がとても論理的なのです。論点がそもそもずれない、まどろっこしさがない、そして事実に基づいて真実を叩きつけてくる潔さがあるのです。個人的に、これほど夢中で読み込んだのはハリーポッターシリーズ以来でした。

今回の内容に不可欠なのは、この内海氏の書いた 「精神科は今日も、やりたい放題」というとても刺激的なタイトルの本です。この本の内容と、精神科に今なお通い続けるたまの身内の実体験を添えていきます。

精神科とは

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精神科は、心と体が健康である人ならば、お世話になることはない診療科であると思います。

しかしながら現代社会では、うつや統合失調症など、精神、心の病で病院を受信する人が増えています。そんな心の病をもった人は、「治したい」という思いから精神科病院を受診することになります。

ちなみに、メンタルクリニック、心療内科、精神科など、呼び方が違うだけで実は全て同じです。

精神科の否定

「精神科は今日も、やりたい放題」の冒頭部分(9ページ)で、すでに衝撃な言葉を投げかけられます。それは「精神疾患という詐欺」という言葉です。この言葉こそ、内海医師がこの本の中で述べる核心部分になります。本の中では詐欺と言える理由について、一般の人でも分かるように診断の仕方、処方される薬の成分、終わらない通院の謎を論理的に解説しています。

世間では仕事を休む 休職理由 として、うつ病などの精神疾患が増えてきています。そのうつ病などの診断基準が、医者によって違うということから驚かされてしまいます。また、そのうつ病のメカニズムについても、脳内のセロトニン不足と言われていたことが嘘だった(事実が確認できていない)ということも衝撃です。

治療薬の依存度は麻薬並み

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日本は世界で1番 「ベンゾジアゼピン系の薬」 を使っている国です。

いきなり何の薬のこと?と思われるかもしれません。実はこの薬、うつ症状や睡眠障害に使われる薬です。私の働く医薬業界では、誰もが知る大変有名な薬の1つです。一応私が働いている会社は全国展開しており、全国各地の調剤薬局で必ず聞く薬です。つまり、病院でそういう薬がよく処方され、それだけ使っている人が多いという事実が分かります。

このベンゾジアゼピン系の薬ですが、本でも注目されているように、医薬業界でも十数年前から同じく注目されていました。「認知症になりやすい」「依存度が高い」などの理由から、脱薬に向けた動きがとられていたのです。

本の中では、一体どれほどの依存性があるのか、また副作用があるのかを一覧化しています。薬の成分が麻薬とほぼ一緒であるということを知っている方は、一体どれほどいるのでしょうか。私達が飲んでいる薬とは一体何か、常日ごろから考えていく必要が述べられています。

身内が精神科へ

この本を読んだきっかけは、私たまの身内が一人、精神科に通い出してもうすぐ3年になることを思い出したからです。

彼の通院のきっかけは、上司からのパワハラがひどく、仕事を休職せざるを得なくなってしまったことです。仕事は辞めたくないけど、休まなければならない状態になってしまいました。休職届を出さなければならないのですが、そのためには医療機関からの証明書、つまり医者からの診断書が必要になります。

彼は仕事を一時的に休んだあと、復帰しようと考えていました。そのため、当初の通院目的は診断書を得るためでした。しかし、精神科で病気と診断されたら後、思いがけず薬も一緒に付帯してきたのです。

診断と薬

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彼の診断名は「適応障害」でした。ドクターズ・ファイルHPによると、適応障害とは「ストレスが原因で引き起こされる感情や行動の症状によって、仕事や学業、家事育児を行うなどその人の社会的機能が大きく阻害されたり、困難になっている状態である」と述べられています。

そのうえで、パロキセチンとイフェクサーという2種類の薬が処方されていました。パロキセチンを調べてみると、パキシルのジェネリック医薬品であることが分かりました。パキシルは内海医師の本の中で紹介されており、副作用発現率が68.5%と驚異的な数字が表記される抗うつ薬でした。

原因はストレスと記載があるにも関わらず、その 根本原因 を解決せずに薬を処方している状況は、内海医師の本にあるとおりでした。

終わらない通院

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通院した時、担当医はどのように診てくれるのかを聞いてみました。彼の担当医のスタンスは、高圧的に薬を必ず飲めと強要するわけでもなく、症状と上手に付き合っていくことを重視する姿勢とのことです。「年間を通じて、季節の周期と付き合っていくことが大事ですね」と可もなく不可もなくといった調子だそうです。

担当医から彼に行われた生活指導は、睡眠リズムの正常化と交感神経を落ち着けることでした。まず、職場のストレスによって逆転した睡眠習慣の改善のため、早く寝るように指示されました。加えて、交感神経を落ち着ける為に、ぬるめに設定した風呂に入浴すること、体を温める飲み物(生姜湯)などを飲むことを勧められました。

コロナ禍により、現在は電話診療で薬をもらうだけになっています。果たして電話診療だけで適切な診療が行えているかどうかは気になるところです。

おわりに

実は彼がこの精神科にたどり着くまでに、2つの医院を受診しました。その2つの医院についてはいずれ述べたいと思いますが、悲惨なものだったそうです。

休職、3年間の通院は彼のうつを改善させたのでしょうか。現代の医療に対して問題提起した本と、実際の現場を照らし合わせてみると考えるべき現実を感じます。

子どもの生モノ適齢期のその後

前回の記事で、子どもの生モノ適齢期についてまとめてみました。あれから間もなく、3歳になる我が子にも生モノを食べさせる機会がきました。

つまり、回転寿司に行ったということです。今回はそんなたま家における、ゆるい生モノ体験記です。

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いざスシローへ

前回の記事の更新後まもなく、街に出かけているとスシローによる「超!すし祭」なる強烈な集客企画が行われていました。たま夫婦は案の定、回転寿司に誘い込まれてしまいました笑

夫婦の情報共有と根回し

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子どもに生モノを食べさせたい、体験させたいという思いを実行に移す時がきました。しかし、幼い子どもに生モノを食べさせるというリスクについて、私(夫)だけの考えで実行に移すわけにはいきません。以前、子どもに薬を飲ませることについて、独断で行ったため妻から猛烈なお叱りを受けました。

以前の記事はこちら www.otama3.info

その失敗を踏まえ、今回は事前に「今度回転寿司に行く時は、生魚に挑戦させてみたいね〜」と打診をしていました。子どもについては、夫婦で話し合うことが非常に大切なことであると再認識しました。

情報の共有と根回しの結果、子どもがいやがっている場合は無理をさせないとの条件で挑戦させることになりました。

当日の対策

以前調べた結果、幼児の生モノ適齢期は1歳半〜3歳ごろと判明しました。また、今回の決行できた最大の要因は、子どもが自分の状況を伝えられる用になったからです。

ただ、もしもの時があった時を考慮したほうが、安心です。行きつけの小児科が当日開いているか、また万が一を考えて近隣の薬局情報なども併せて調べました。

体験の重要性

回転寿司に行った際、いつもうどんばかりを食べていた我が子でした。もちろん、今日まで生魚は一度も食べたことがありませんでした。

しかし、ついにその時が訪れました。

子どもの意思を尊重

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「お父さんと一緒にお魚食べてみる?」

え、食べていいの?という驚きの表情の我が子の前に、小さくしたサーモンの刺し身を差し出しました。「ちょんちょんした?(醤油をつけた?)」と私に確認した後、おそるおそるといった様子で自分から食べました。

一切れでしたが、無事生モノデビューを果たすことができました。

食べてすぐ、そして1日後

子どもがサーモンを食べてしばらくしても、何も異常はありませんでした。大した量を食べていないことや、日本の回転寿司の衛生管理が行き届いているからでしょうか、その後も平穏無事に過ごすことができました。

翌朝も特に問題なく、本当に無事な生モノデビューとなったことが分かりました。

おわりに

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一般常識をあらためて調べるという問題提起から、今回の子ども生モノデビューについて調べることとなりました。また、自身の実体験と実例の紹介が少ないものの、正確な情報を知り、実践していくことが大切であると分かりました。

ただし、子育てを一緒にするパートナーの理解、子どもに強要しないことがポイントとなることは言うまでもありません。いい意味で常識に縛られず、伸び伸びとした子育てができたらと思う次第です。

結局、いつから子どもに生モノを食べさせてもいいの?

たま夫婦はお寿司が大好きです。スシローやはま寿司など、おいしそうな回転寿司のCMを見ると、すぐに感化されて寿司が食べにいきたくなるくらいです。

食べに行きたいけど、子どもは一体いつから 生モノ をあげても良いのか?何歳からOKなのかを考えた話です。

子どもと寿司

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回転寿司に行くと、私達大人は特に気にすることなく自分の好きなものを食べられます。どんなネタが載った寿司であっても、身体の免疫機構が成熟しているので何でも食べることができます。体調が悪くなければ、生モノを食べても平気です。

子どもはどうでしょうか。一般的に、乳幼児(0歳〜未就学児)の子どもは 免疫適応成熟の時期 にあるといわれています。つまり、大人と違って免疫機構は未成熟の状態ということです。そのような背景から、食中毒などのリスクを考えて生モノを敬遠しがちな時期となります。

たま家も例外なく、一般的常識にしたがって子どもに与えるものはうどんや納豆巻きなどに限定していました。加熱されたもの、非加熱でも安心できるものだけにしていたのです。

一般常識は一般的?

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私は今まで、このいわゆる一般的常識をもとに行動していました。そのため、今まで我が子には生モノ(生魚)を与えてきませんでした。行動指針としていた一般常識が正しいのか、その真偽を確かめることもせずにです。

しかし、子どもからしたら、そんな親の考えなんて関係ありません。親の食べているものに興味をもち、食べたくなるのが子どもなのです。子どもに対して、安心して生モノをあげられるのはいつなのか、先程の当たり前(一般常識)について、検証をはじめました。

生モノ適齢期

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ネットで検索してみると、膨大なヒット数の存在から、私と同じように検索する人がたくさんいることが分かりました。関連する項目は以下のようにありました。

  • 子ども 刺し身
  • 何歳 刺し身
  • 子ども 生卵
  • 幼児 生魚

そこで、検索の上位に上がって来たものを、片っ端から読んでみました。ただし、栄養に関する資格や医療関係の資格などをもたない方の記事は、根拠に乏しいため除外しました。

様々な記事内容を読んだところ、子どもに生モノを与え始めてもいい年齢がわかってきました。記事ごとによって、若干年齢幅があるものの、 総合すると1歳半〜3歳くらい でした。この年齢幅の理由は、離乳食の卒業、アレルギー、咀嚼など、子どもの発達具合に関係していました。つまり個人差です。

親としては「○歳からOK」のように、明確な答えがあると安心しやすいものです。しかし、発育状態の違う子どもについて、答えは1つに絞れないということが分かりました。また、記事の多くは「管理栄養士」が書いていることが分かりました。

管理栄養士とは

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公益社団法人 日本栄養士会HPでは、管理栄養士についての説明がこのようにされていました。「乳幼児期から高齢期まであらゆるライフステージで、個人や集団に食事や栄養についてアドバイスをしたり、特定給食施設等で献立を立てて食事を提供したり、栄養状態の管理を行い、皆さんの健康を食と栄養の専門職としてサポートしています。」

調べるまで知らなかったのですが、管理栄養士という職種は 医療機関 とも連携した職種であるということが分かりました。そんな食事のエキスパートが提案する内容は、説得力がありました。

食中毒はどれくらい起きているのか

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そんな食の専門家である管理栄養士は、思った以上に低年齢での生モノ摂取を許容していました。それを踏まえた上で、実際に日本ではどれくらい食中毒が起きるものなのか、国の調査結果を調べてみました。

コロナの影響により、2021年、2020年は外食に行く機会が極端に減少しています。現状を加味して、2019年の調査結果を調べてみました。

厚生労働省の集計データによると、2019年に起きた食中毒件数は1061件でした。更にその中から今回の生モノ(海鮮)を調べていきました。寿司は魚介類を扱いますので、おそらく魚介類加工品への分類になると思われます。この分類における食中毒件数は10件と、非常に少ないものでした。

発生件数の少なさは、インフラの整備、物流の発達、添加物や消毒技術などが考えられます。そもそも生モノで発生する食中毒のリスクが非常に低いことが分かりました。

驚くことにこのデータは全国における数字です。

おわりに

結局、 生モノ適齢期 であると判断することにしました。

今後寿司を食べに行く際は、子どもにチャレンジさせてみたいと思います。薬に関する夫婦の考え方でアプローチに失敗したため、今回はしっかりと奥さんの許可をとった上でです。子どもの反応を見るのが楽しみです。